宮崎県都城市の霧島酒造では、今シーズンの芋焼酎の仕込みが始まりました。

都城市の霧島酒造では、今年収穫された「コガネセンガン」を使った芋焼酎の仕込みが7月から行われています。
霧島酒造の5つの工場では1日当たり一升瓶約20万本分の芋焼酎を製造する計画で、使用される芋は1日に400トンです。

今年は原料の一部に、サツマイモ基腐病対策として霧島酒造が建設した「イモテラス」の健全な苗から育ったイモが初めて使われているということです。

（霧島酒造製造部　橋元隆児課長）
「8月の現段階ではとても良質なサツマイモで大きく太った芋が届いているので、今後も病気がちょっと心配ですが、この状態が続くといいなと思っています。」

今シーズン仕込んだ芋焼酎は、年末頃から出荷が始まるということです。