県内各地で気温が上昇 寒波が去ってようやく梅が見ごろに
26日の県内は晴れて暖かくなり、美郷町では18.6度まで上がって、今年一番の暖かさとなりました。
県内では先週からの気温の変化が大きく、宮崎市の最高気温の変化を見ていくと、3連休中は真冬のような寒さだったものの、昨日からは暖かくなっています。
週末以降は20度以上まで上がる見込みで、4月上旬から5月上旬並みの暖かさとなりそうです。
こうした中梅の名所では梅の花が満開の時期を迎えています。
(竹下凜アナウンサー)
「日差しの下では暖かさを感じられるようになってきました。こちらの梅は、より近くで梅を見て楽しむことができます。さわやかで甘い、梅のいい香りがします。」
国の天然記念物に指定されている新富町の座論梅は、現在梅の花が満開となっています。今年は、寒さの影響で満開の時期が例年より10日から2週間ほど遅れたということです。
座論梅の梅の木は樹齢600年以上といわれ、枝の広がる様子が、龍が伏せているように見えることから臥竜梅とも呼ばれています。
(訪れた人)
「暖かくて、ちょうど花も見られてよかったです。宮崎の空、青い空をできるだけ入れたいなと思っています」
座論梅は今週末までが見ごろだということです。
また宮崎市の市民の森でも、およそ160本の梅が見ごろを迎えています。園内には陽気に誘われ多くの行楽客が訪れ、散策を楽しんだりお弁当を広げたりしていました。
(訪れた人)
「(枝ぶりが)横にワーッと広がって、それが最高です。豪華で白があってピンクが引き立つから幸せな気分になります。」
(訪れた人)
「きれいに咲いているなと思いました。においもいいですね」
市民の森の梅の花も今週いっぱい楽しめるということです。