数十年に一度しか咲かない「リュウゼツラン」 日南海岸で開花
真夏の厳しい暑さが続く中、数十年に一度しか咲かないと言われる「リュウゼツラン」が全国各地で開花しています。
宮崎県日南市の海岸沿いでも、その「幻の花」を見ることができます。
リュウゼツランが咲いているのは、日南市伊比井の国道220号です。
高さ6メートルほどに伸びた茎の先に7月初めごろから黄色の花を咲かせています。
リュウゼツランは中米原産の熱帯の植物で、数十年に一度しか花を咲かせないことから「世紀の植物」とも呼ばれています。
中には、根元から傾きながらも懸命に花を咲かせているものも…。
葉っぱは硬くてトゲがあり、形が竜の舌に似ていることから「竜舌蘭」という名がついたと言われています。
まだつぼみが残っている株もあり、しばらくは海風にそよぐ珍しい花を楽しめそうです。