新型コロナの感染が県内全域で広がっています。
今月1日から7日までの1週間に定点医療機関から報告があった新型コロナの感染者数は1145人で今年最も高い数字となりました。

宮崎県によりますと、今月7日までの1週間に県内58の定点医療機関から報告された新型コロナの感染者数は前の週のおよそ1．7倍の1145人で、定点あたりの報告数は19.74でした。
感染者数が1000人を超えたのは去年の9月以来で、定点あたりの報告数は沖縄、鹿児島、熊本に次いで全国4位となっています。

地域別では、高千穂や日南、高鍋からの報告が多く、年齢別に見ると、0歳から14歳までがおよそ4割を占めています。

これから夏休みに入り、人の動きが活発化することでさらなる感染拡大が懸念されています。
県では、日頃から手洗い・うがいや適切な場所でのマスクの着用などを呼びかけています。