岸田首相はASEAN首脳会議などに参加するため、先ほど、インドネシアへ出発しました。

岸田首相
「ALPS処理水については我が国のその取り組みについて理解や協力が得られるよう、説明を尽くしていきたい」

岸田首相は5日から7日間の日程で、インドネシアとインドを訪問します。インドネシアでは、ASEAN＝東南アジア諸国連合の首脳会議に出席し、12月に東京で開催する日本とASEANの友好協力50周年の特別首脳会議に向けた協力を確認したい考えです。

また、福島第一原発のALPS処理水の放出について各国に直接説明し、中国に対して水産物の全面禁輸措置の解除などを求める考えです。

中国からは、李強首相が出席予定で、岸田首相は中国との首脳会談を行いたい考えですが、「現状、中国との対面の会談は決まってはいない」としています。