岸田首相「トリガー条項」凍結解除含め“検討”
岸田首相は、ガソリン税の一部を引き下げる「トリガー条項」について、凍結解除も含め検討する考えを示しました。
国民民主党・玉木代表「総理いかがですか。もう来年の春からはトリガーの発動、ここで決断できませんかね」
岸田首相「来年の春以降の出口戦略について、トリガー条項の凍結解除も含めて、ぜひ与党と国民民主党で検討したいと思います」
トリガー条項は、ガソリン価格が一定の基準以上に値上がりした場合にガソリン税を引き下げるもので、現在は東日本大震災の復興財源を確保するため凍結されています。
衆議院予算委員会で国民民主党の玉木代表は、「トリガー条項」の凍結を解除するよう強く求め、岸田首相が決断すれば「補正予算案に賛成してもよい」と述べました。
これを受け岸田首相は、自民党の萩生田政調会長に対し、トリガー条項の凍結解除も含め検討を進めるよう指示しました。
今後、自民・公明・国民民主の3党の政調会長による協議が行われます。