オミクロン株濃厚接触者の待機期間 短縮へ
オミクロン株に感染した人の濃厚接触者の待機期間について政府は、現在の14日間から短縮する方向で検討を進めています。
岸田総理「濃厚接触者の隔離期間等についても、必要に応じて対応していくことも考えていきたい」
新型コロナウイルスの濃厚接触者は、現在、14日間の自宅などでの待機が求められています。しかし、濃厚接触者が急増すれば医療提供が困難になるなど社会機能の維持が難しくなることから、自治体などから待機期間の短縮を求める声が出ていました。
国立感染症研究所が、沖縄県でオミクロン株に感染した人の潜伏期間は3日とする調査結果を発表したことなどから、厚生労働省の専門家会議は提言を出す方針です。
複数の政府関係者によりますと政府は、待機期間を短縮する方向で検討していて、13日午後出される厚生労働省の専門家会議の提言を受け慎重に判断する方針です。