“次の首相選ぶ”臨時国会10月1日召集へ 立憲民主党・安住国対委員長「論戦から逃げている」と批判
岸田首相の次の首相を選ぶ臨時国会について、自民党は野党側に来月1日に召集する方針を伝えました。
自民党と立憲民主党の国会対策委員長が18日に会談し、自民党が次の首相を選ぶ臨時国会について、来月1日に召集する方針を伝えました。
政府・与党内では、臨時国会が来月1日に召集されることで、早期の衆議院解散も可能になるとの見方が出ていて、最も早い場合、衆議院総選挙は10月15日公示・27日投開票の日程となります。
自民党内には新総裁が誕生した後、支持率が高いうちに解散すべきとの声があり、こうしたシナリオに野党側は猛反発しています。
立憲民主党・安住国対委員長
「しっかり、新しい大臣などに対する予算委員会で質疑をして、方針示した上で信を問わないと、政治の正道を踏み外してしまうんではないかと心配しています」
立憲民主党の安住国対委員長は、来月1日の臨時国会召集を受けいれる一方、新しい首相と野党党首などが一対一での質疑応答が可能な予算委員会を開くべきで、「論戦から逃げている」と批判しています。