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次の首相は…臨時国会10月1日に召集 今後の焦点は“解散・総選挙日程”に

2024年9月18日 12:00
次の首相は…臨時国会10月1日に召集 今後の焦点は“解散・総選挙日程”に

岸田首相の次の首相を選ぶ臨時国会について、自民党は野党側に来月1日に召集する方針を伝えました。

国会記者会館から中継です。

これで国会がスタートする日までは決まりましたが、次の焦点は衆議院の解散総選挙がいつになるかに移ります。

自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、岸田首相の次の首相を選ぶ臨時国会について、来月1日に召集する考えを伝えました。

立憲民主党の安住委員長は、召集日は受け入れる一方、予算委員会や政治倫理審査会の開催などを求め、新しい首相と野党側との国会論戦の時間を確保すべきとの考えを伝えました。

ーー1日が召集となると、次の衆議院解散総選挙の日程にはどういった影響があるのでしょうか?

政府与党内では、1日に召集されることで早期の解散も可能になる、との見方が出ています。

最も早いと衆議院選挙は、10月15日公示・27日投開票の日程です。

自民党総裁選で小泉候補は勝利した場合、「できるだけ早期に解散する」との方針を示していて、自民党内には新総裁が誕生した後、支持率が高いうちに解散すべきとの声があります。

こうしたシナリオに、野党側は猛反発しています。

立憲民主党 安住国対委員長
「しっかり新しい大臣などに対する予算委員会で質疑をして、方針示した上で信を問わないと、政治の正道を踏み外してしまうんではないかと心配しています」

野党側は新しい首相と野党党首などが1対1で質疑応答が可能な予算委員会を開くべきで、「論戦から逃げている」と批判しています。

自民党の総裁候補の中にも、石破候補などは予算委員会まではやるべきとの意見で、与野党の党首が選出された後も、解散日程をめぐる攻防は続くことになります。