×

稲嶺氏「鳩山首相と会ってみたい」

2010年1月25日 12:24
稲嶺氏「鳩山首相と会ってみたい」

 アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題を大きな争点とした沖縄・名護市の市長選挙で、基地移設の受け入れに反対する新人・稲嶺進氏は当選から一夜明けた25日朝、「鳩山首相と会ってみたい」などと抱負を語った。

 激戦を制し、基地容認の現職・島袋吉和氏を破った稲嶺氏は、一夜明けて自宅でリラックスした表情を見せ、「全国版(のニュース)で取り上げていただいている。これは名護市だけの話じゃないなとつくづく思う」と述べた。続く記者会見で「鳩山首相と会ってみたい」と話し、基地に反対する考えを国や県に訴えていく考えを示した。

 一方、敗れた島袋氏と共に名護市辺野古への移設を容認する姿勢だった沖縄・仲井真県知事は25日朝、方針を変える考えがないか問われると「これ、ちょっと考えてみましょう。基本的には、国が検討委員会を開いて色々やっているでしょ。それを見るしかない」と答えた。

 今回の結果を受け、鳩山政権がどう応えるのか、名護市民は注目している。