略称「日本」めぐり、新党日本が改善を要求
「新党日本」の田中康夫代表は14日、先週に結成された「たちあがれ日本」の略称が新党日本と同じ「日本」として受理される可能性があることについて、中央選挙管理会などに改善を求めた。
「たちあがれ日本」は、参議院議員選挙での略称を「日本」とする方針を決めていて、これまで「日本」を使用してきた新党日本と同じ略称になる可能性が出ている。こうした中、田中代表は「同一略称を認めるのは有権者に混乱を生じるだけで、看過できない」として、混乱を回避するよう、何らかの措置を求めている。
公職選挙法では、今回の参院選の比例代表で使う略称は、政党が中央選挙管理会に届け出ることが必要だが、総務省では「政党要件を満たしている政党からの届け出があれば、法的には問題がないため、そのまま受け付けることになる」としている。