２３日に旗揚げした新党改革の舛添代表は、日本テレビの「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」に出演し、夏の参議院議員選挙の比例代表で１０人以上の当選を目指す考えを示した。

　「比例区にも最低１０人くらい当選させたいと思っているから、２０人くらい立ててもいいんじゃないかと。複数区ももちろん立てることを考えないと、国民政党にならない」－舛添代表は「夏の参院選で民主党の単独過半数を絶対、阻止しなければならない」と強調した上で、政策の柱として「金のかからない政治の実現」「デフレの克服と経済成長」などを挙げた。

　消費税については「将来、（税率を）１０％に引き上げ、全額、福祉目的税化すべき」との考えを示した。

　また、将来的な政界再編に向けて「みんなの党・渡辺代表とは政策がほとんど変わらない」として連携に強い期待感を示した。

　政界再編に向けて新党結成が相次ぐ中で、第３極として無党派層にどこまで支持を拡大できるかが今後の焦点となる。