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日中、食の安全で合意 閣僚級協議毎年実施

2010年5月31日 13:42

 中国製冷凍ギョーザによる薬物中毒事件などを受けて、日本と中国は31日、「食の安全」について話し合う閣僚級協議を定期的に行うことなどで合意した。

 この取り決めは、中国から日本に輸入された冷凍ギョーザから人体に有害な薬品が検出されたことを受けて、去年10月の日中首脳会談で日本側から提案されたもの。

 長妻厚労相は31日、中国で輸出用食品などの検査を行う食品検疫当局の王勇総局長と会談し、食品の安全性を向上させるために、年に1回、閣僚級協議を行うことや、問題が発生したら速やかに情報を共有することなどで合意した。