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日中首脳会談 与野党の反応

2014年11月10日 21:13
日中首脳会談 与野党の反応

 10日の日中首脳会談を受けて与野党の反応。

 自民党・谷垣幹事長「近隣のアジア諸国も日中がそっぽをむく状況は必ずしも歓迎していなかった。安堵(あんど)感をもって迎えられるのではないかと思うし、(海上連絡メカニズムは) お互いの信頼醸成をして危機を管理していく大事な手法だと思います。そういう(大事な)話ができたのは私はよかったんではないか」

 公明党・山口代表「日中関係を改善していく一歩となったと、こう(安倍首相が)評価されていますので、その一歩を二歩、三歩と進めて、揺るぎない関係を作り上げるべきと思う」

 山口代表はまた、歴史認識の問題をめぐり、会談で安倍首相が歴代内閣の談話を継承する考えを示したことについて「中国の首脳に直接意思が伝わったという意味で重要なメッセージになった」と評価した。

 一方、民主党・海江田代表は首脳会談が実現したことは評価した上で、「歴史認識や尖閣諸島をめぐり日中間で隔たりがある。これからそれをどう埋めていくかが大切だ」と指摘した。