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5か月ぶり日中首脳会談 関係発展を確認

2015年4月22日 22:46
5か月ぶり日中首脳会談 関係発展を確認

 インドネシアを訪問している安倍首相は22日夜、現地で中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。

 習主席「ここ最近、双方、両国民の共同努力のもとで、中日関係はある程度改善できました」

 安倍首相「戦略的互恵関係の推進によってですね、地域やそして世界の安定と繁栄に貢献をしていくことは、私たちの、我々の責務であろうと思います」

 約5か月ぶりとなる会談で両首脳は、日中関係をさらに発展させる方針を確認した。歴史認識を巡る問題で、安倍首相は習主席に対し、「村山談話」を含む歴代政府の立場を全体として引き継いでいると説明し、理解を求めた。

 中国メディアによると、会談で習首席は、中国が主導するアジア・インフラ投資銀行について、「すでに国際社会の全般的な歓迎を受けている」などとして日本の参加を促したという。これに対し安倍首相は、「アジア地域にインフラ施設の投資に巨大なニーズがあることを認識している」などと答えたという。

 会談後、安倍首相は、今後も国際会議の機会などを利用して中国との首脳会談を継続的に行っていきたいとの考えを示した。