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民主党厳しい情勢、開票センターは重い空気

2010年7月11日 23:16
民主党厳しい情勢、開票センターは重い空気

 11日投開票の参議院議員選挙で、民主党の開票センターでは11日夜、候補者一覧の掲示板の当選確実候補にバラの花がつけられたが、厳しい情勢に党幹部の表情も暗く、重い空気に包まれている。

 11日夜に菅首相と会談した民主党議員によると、「今回の選挙は首相の進退になるような話だとは思っていない。菅首相は淡々としていた」と話している。

 しかし、枝野幹事長は「すべての議席が出た段階で、どういう対応をするのが国民の期待に応えることになるのか、しっかり考えていく」と述べ、辞任の可能性にも含みを持たせた。

 菅首相は開票センターのあるホテルにはすでに到着しているものの、午後11時現在、会場には姿を見せておらず、この後に予定されている会見での発言が注目される。