ことし秋のアメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者選びが、日本時間４日午前、初戦の舞台・アイオワ州で開幕した。

今回は、誰がトランプ大統領に挑むのかを決める戦い。日本時間の午前１０時からアイオワ州内およそ１７００か所で開かれている党員集会は午前１１時半現在も続いている。

有力候補は、全米の支持率トップはバイデン前副大統領。集会前、余裕の表情を見せた。一方、サンダース上院議員が直前一週間で急速に追い上げ、アイオワ州においては、支持率で逆転している。穏健派のバイデン候補と急進左派のサンダース候補のトップ争いが予想されている。

そして、ＮＢＣが党員集会の会場で行った調査によると、政策に賛同する候補よりトランプ大統領に勝てる候補を支持すると答えた人が、倍近くいる結果が出た。今回の大きな特徴かもしれない。また、関心のある政策は、医療保険、気候変動、格差、外交の順となっている。

注目の結果は、日本時間の夕方までには判明する見通し。