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日米韓外相会談「北朝鮮に強い態度で臨む」

2010年12月7日 11:54
日米韓外相会談「北朝鮮に強い態度で臨む」

 北朝鮮による韓国砲撃事件を受けて、日本・アメリカ・韓国の3か国が日本時間7日未明、アメリカ・ワシントンで外相会談を行い、「北朝鮮に対して結束して強い態度で臨む」とする共同声明を発表した。

 今回の会談は、アメリカ・クリントン国務長官の呼びかけで行われたもので、冒頭、韓国側の犠牲者に対し、黙とうがささげられた。会談後、3か国は共同声明を発表し、北朝鮮に対して結束して強い態度で臨む姿勢を確認した。その上で、3か国は北朝鮮による砲撃とウラン濃縮活動を厳しく非難し、6か国協議を再開するためには、北朝鮮に対して非核化に関する具体的な措置を取ることを求めた。さらに、朝鮮半島の緊張緩和に向けて中国・ロシア両国との協力を強化することで一致した。

 前原外相は近く、中国とロシアに今回の会談結果を伝えることにしている。