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政治
2011年1月24日 14:40

国会召集 「野党も対案出して議論を」首相

国会召集 「野党も対案出して議論を」首相
(c)NNN

 第177通常国会が24日、召集された。菅首相は民主党の両院議員総会で「野党も対案を出して議論する建設的な国会にしたい」と述べた。

 国会では24日、天皇陛下が出席して開会式が行われた。今国会では11年度予算案とその関連法案の行方が焦点となるが、菅首相は野党側の責任を強調して、協力姿勢を引き出したい考え。

 菅首相「野党も、私たちが野党であった時のように、対案を出して私たちと議論を戦わせ、その中で取り入れるべきものがあれば、大いに取り入れていく。まさに建設的な国会にしていかなければならない」

 両院議員総会ではまた、一部の議員から、執行部の小沢元代表への対応や内閣改造人事などについて不満の声が出るなど、党内の乱れがまたもあらわになっている。

 一方、ねじれ国会で法案の命運を握る野党側は、対決姿勢を強めている。

 自民党・谷垣総裁「私どもは国民のために戦い抜くという気迫を持って、解散に向けて追い込んでいかなければならないだろう」

 公明党・山口代表「政権運営、政策実行、そのいずれの点から見ても、私は民主党中心の政権はもはや政権担当能力を失っている」

 野党側は、予算案と民主党のマニフェストの整合性や小沢氏の国会招致問題などをめぐり、菅政権を厳しく追及する構え。しかし、対決ばかりで予算執行が遅れれば逆に野党側に批判が集まる可能性もある。

 菅首相は24日午後2時から行われる施政方針演説で、あらためて「熟議の国会」を呼びかけるが、与野党を超えた政治の責任が問われる国会となりそうだ。