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危機管理センターに官邸対策室を設置

2011年3月11日 15:52

 政府は11日午後2時50分、宮城県で震度7を観測した地震を受けて、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。菅首相は国会審議を切り上げ、官邸に戻った後、危機管理センターに入った。菅首相は、被災状況の確認、住民の安全確保、ライフラインの確保、住民への的確な情報提供に全力を尽くすよう指示を出した。

 また、福山官房副長官が11日午後に会見し、宮城県知事から枝野官房長官に対して、自衛隊の派遣要請があったということを明らかにした。

 政府は、11日午後3時30分から全閣僚を官邸に集め、対応にあたるとしている。官邸は情報収集を急いでいる。