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枝野官房長官、引き続き節電への協力を要請

2011年3月15日 0:50

 計画停電をめぐる混乱について、枝野官房長官は14日夜、「国民にご迷惑をおかけした」と述べるとともに、引き続き節電への協力を国民に求めた。

 枝野官房長官「混乱もあり、国民の皆様にご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。節電への積極的な取り組みに感謝を申し上げる次第です。できるだけ早い時期に最低限の鉄道運行を確保しながら、計画停電で電力供給の安全・安定を図るよう進めてますので、節電の努力をお願いします」-14日午後9時過ぎに行われた会見で枝野官房長官は、計画停電をめぐる混乱について謝罪するとともに、引き続き国民一人一人に節電への協力を要請した。また、「15日も計画停電を実施しながら、できるだけ多く鉄道が運行できるよう調整が行われている」と述べた。

 一方、「救命の可能性が大きく下がる72時間を残念ながら超えてしまった中、安否不明の方がたくさんいらっしゃる。全てのがれきを捜索できているわけではないのは大変残念だ」と述べた上で、引き続き人命救助に全力で取り組む考えを強調した。