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菅首相「社会全体が負担を分かち合う」

2011年3月25日 22:24
菅首相「社会全体が負担を分かち合う」

 東日本大震災から2週間がたったことを受けて、菅首相は25日夜に記者会見し、「社会全体が負担を分かち合う」とした上で、被災者に対して「勇気を奮って復興に向けて歩んでほしい」と呼びかけた。

 菅首相「震災に伴う負担を個人や個々の家庭だけに押し付けるのではなく、社会全体、国全体が負担を分かち合う姿勢で臨んで参りますので、どうか被災した方も勇気を奮って復興に向けて歩んでいただきたい。(福島第一原子力発電所の事故は)予断を許す状況には立ち至っていないという認識を持っております。引き続き、極めて高い緊張感を持って、一つ一つの事態にあたっていかなければならない」

 また、「今後も得られた情報は迅速に開示し、健康への影響についてもしっかり説明する姿勢で臨んでいきたい」と強調した。