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民自の中堅・若手議員、会期延長要求で一致

2011年5月17日 22:15
民自の中堅・若手議員、会期延長要求で一致

 民主党と自民党の中堅・若手議員約100人が17日、会合を開き、東日本大震災復興のための第2次補正予算案の審議などを行うため、今の国会の会期延長を求めていくことで一致した。

 民主党・樽床伸二元国対委員長「現政権の対応が必ずしも万全であると申し上げるつもりはない。多くの問題点があることは十二分に認識している。この震災を政争の具にすることがあってはならない」

 会合には、樽床元国対委員長の他、民主党の松野頼久元官房副長官、長島昭久前防衛政務官、自民党の菅義偉元総務相、河野太郎氏ら両党の中堅・若手議員約100人が参加した。会合では、来月22日までの国会の会期を延長して、震災復興のための第2次補正予算案などを審議すべきだとの考えで一致した。近く、会期の延長を両党の執行部や衆議院の議長に申し入れることにしている。

 会合には菅政権に批判的な民主党議員も多く参加しており、出席者の一人は「今後の政局をにらんだ第一歩だ」と話している。