国際サッカー連盟（＝ＦＩＦＡ）・ブラッター会長は２３日午後、菅首相を表敬訪問し、今年１２月に行われる「ＦＩＦＡクラブワールドカップ」を予定通り、日本で開催する意向を伝えた。

　菅首相「今回は、クラブワールドカップを日本で開催されることになりまして、これも本当に、特に若い子供たちに対する最大のプレゼントだと喜んでおります」

　ブラッター会長は、ＦＩＦＡクラブワールドカップを今年１２月に愛知・豊田市と横浜市で開催する意向を菅首相に伝えた。

　ブラッター会長はまた、「サッカーを通じて希望をプレゼントしたい」と述べ、東日本大震災で被害を受けたトレーニング施設の修復やサッカー用品を寄付することで、被災地支援に協力する考えを示した。これに対し、菅首相は感謝の意を伝えた上で、「いい試合ができるような準備を精いっぱいしたい」と応じた。