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国家公務員給与5~10%削減 連合系合意

2011年5月24日 0:56
国家公務員給与5~10%削減 連合系合意

 東日本大震災の復興財源の一部に充てるため、片山総務相と連合(=日本労働組合総連合会)系の労働組合との間で行われていた国家公務員の給与引き下げ交渉が、23日に決着した。

 妥結した内容によると、13年度までの3年間、給与が本省の課長級以上で10%、課長補佐・係長級で8%、若手職員など係員が5%引き下げられる他、ボーナスについても10%削減される。

 もう一つの組合である全労連(=全国労働組合総連合)系との交渉は引き続き行われているが、組織の規模が大きい連合系の組合との交渉が妥結したことで、政府は関連法案を今の国会に提出する準備に入った。