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議員の平均所得2178万円、最低の水準に

2011年7月4日 14:58
議員の平均所得2178万円、最低の水準に

 去年一年間の衆参両院の国会議員の平均所得は2178万円と3年連続で減少し、公開制度が始まった93年以来、最低の水準となった。長引く景気低迷で事業や不動産での副収入が落ち込んだことが減少につながったとみられる。

 主な政党の党首では、国民新党・亀井代表が4466万円で最も高く、菅首相は首相給与を受け取るようになったため、去年より増加して3222万円、自民党・谷垣総裁は1953万円だった。

 今年の議員歳費は、東日本大震災を受けて300万円カットされるため、所得はさらに減少するものとみられる。