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マニフェスト見直し、民自公協議の結論出ず

2011年8月9日 0:06
マニフェスト見直し、民自公協議の結論出ず

 「高速道路の無料化」などの見直しをめぐり、民主、自民、公明の各党の政調会長が8日に協議をしたが、結論は出なかった。民主党は、3党で合意を得た上で、菅首相が退陣の条件に挙げている特例公債法案などを採決したい考え。

 特例公債法案などの採決にあたり、野党側は「高速道路の無料化」など、民主党マニフェストの見直しを求めている。8日の協議では、民主党・玄葉政調会長が「高速道路の無料化は来年度も凍結」「高校授業料の無償化は引き続き実施する」などの案を示したが、結論は出なかった。

 3党は9日にも幹事長会談を開き、引き続き協議することにしている。民主党は、3党で合意を得た上で、今週中に特例公債法案などについて衆議院を通過させたい考えだが、協議は難航も予想される。