×

政府 被災自治体と連携、情報収集を強化

2011年9月21日 17:56

 台風15号の上陸・接近を受け、政府は、首相官邸の危機管理センターに設置している情報連絡室を中心に、関係省庁や被災自治体と連携しながら情報収集態勢を強化している。

 藤村官房長官は21日の記者会見で、和歌山・田辺市熊野地区の「土砂ダム」について「水位は低下しているが、越流により水が漏れ出した可能性もある。その場合、土砂ダムの浸食が進む可能性もあり、危険な状態になっている」との認識を示した。

 また、アメリカを訪問中の野田首相は「引き続き関係省庁と自治体の連携を一層強化して、災害対策に万全を期すように」と指示を出したという。