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リビア支援、当面は医療関係中心に~外相

2011年10月21日 18:28
リビア支援、当面は医療関係中心に~外相

 リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が死亡したことを受け、日本政府は21日、今後、リビアの新しい国づくりを支援していく方針を表明した。また、玄葉外相は、リビアに対する支援は、当面は医療関係が中心になるとの見通しを示した。

 玄葉外相は「義手とか義足、つまり武力衝突で負傷した方々への対応。特にそういったことに対して、しっかり対応していくと。そういった医療関係のことで、当面は(支援していく)」と述べた。その上で、将来的な支援の方向性として、「環境が整って、治安状況もしっかり安定すれば、投資の話も出てくる可能性も十二分にあるし、先方もそれを期待している」と述べた。

 日本政府は現在、在リビア日本大使館を再開させるため、現地の治安状況を調査するなど、準備を進めている。