北“拉致再調査” 日本政府代表団、訪朝へ
北朝鮮による拉致被害者などの全面調査の現状について説明を受けるため、日本政府の代表団が26日夕方、中継地の中国・北京に向け出発した。
代表団は、外務省の伊原アジア大洋州局長をはじめ、警察庁や内閣官房の拉致対策本部、厚生労働省の約10人で構成されている。27日に北京から北朝鮮・平壌に入り、28日と29日の2日間、拉致被害者などの全面調査を行う北朝鮮の特別調査委員会との協議に臨む。
日本政府は北朝鮮に対して、特別調査委員会の徐大河委員長など責任者の出席を求めていて、協議では「拉致問題が最優先課題であると伝え、調査の現状を問いただす」としている。