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大阪市長選、平松氏と橋下氏の一騎打ちへ

2011年11月5日 19:37
大阪市長選、平松氏と橋下氏の一騎打ちへ

 今月27日の大阪市長選挙で共産党が推す前市議が出馬を見送り、市長選は現職・平松邦夫市長と大阪・橋下徹前府知事の一騎打ちとなる見通しとなった。

 出馬を取りやめた共産党推薦の渡司考一氏の陣営は「橋下独裁市長の誕生を阻止するため」と話していて、「反橋下」票が分散することを避けるのが狙いとしている。

 橋下氏「共産党は約40年ぶりに立候補者(擁立)を見送ったらしい。その理由は橋下をつぶすためらしい。上等ですよ。ありがたいですよ。光栄ですね」

 平松市長「(共産党側は)独裁を許さないとおっしゃっているということですが、かといって、私のやってきたことがあまりにも共産党さんと違えば、こういう形にはならない」

 共産系の候補は、07年の市長選では約11万票を獲得しており、これらの票の行方が焦点となる。これで市長選は大きく構図が変わり、平松市長と橋下氏の一騎打ちとなる見通し。