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大阪・橋下市長が初の施政方針演説

2011年12月28日 16:20
大阪・橋下市長が初の施政方針演説

 大阪市議会は28日、開会日を迎えた。大阪府知事から転身した大阪市・橋下市長が初めての施政方針演説に臨み、都構想の実現に向けて、理解を求めた。

 橋下市長「大阪の自治の仕組み、市役所の仕組みを変えることを通じて、大阪から国の形を変えていく。大阪の再生のため、大阪のことは大阪が決める、大阪が責任を持つ。大阪にふさわしい大都市制度を大阪から作り上げ、全国に発信していく」

 橋下市長は、28日午後2時から開かれた大阪市議会で施政方針演説に臨み、大阪都構想を軸に、国や行政の仕組みを変える必要性を訴えた。また、市役所のこれまでの体質を抜本的に見直し、行財政改革を進めていくことをあらためて強調した。

 橋下市長が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は、市議会では単独過半数に届かず、今後、どのような議会運営をしていくかが注目される。