葉梨前法相が更迭されたことを受け、与野党6党の国対委員長が会談し、与党側は国会運営に影響を与えたとして陳謝しました。

葉梨前法相が更迭されたことを受け、国会では衆議院本会議で予定されていた法案の採決が見送られるなど審議に影響が出ていました。

会談で自民党の高木国対委員長は更迭の経緯などについて説明した上で、審議に影響を与えたことを陳謝しました。

これに対し野党側は岸田首相が帰国した後、更迭の経緯について本会議で説明することなどを求めました。

立憲民主党の安住国対委員長はこれらの要求が認められなければ「来週以降の日程は全て白紙」と述べました。

一方、野党側が14日までに示すよう求めていた、いわゆる統一教会の被害者救済に向けた、新たな法案の「概要」について、政府側は15日にも示す方針です。

概要が示され次第、自民、公明、立憲、維新の4党は、法案について話し合うことにしています。