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大阪維新の会 マニフェストの骨格明らかに

2012年2月14日 2:46
大阪維新の会 マニフェストの骨格明らかに

 大阪市・橋下市長は13日夜、市内で開かれた「大阪維新の会」の会議で、次の衆議院議員選挙に向けたマニフェストの骨格を明らかにした。

 大阪維新の会の代表を務める橋下市長は、13日夜の会議で、次期衆院選に向けたマニフェスト、維新版の「船中八策」の骨格を明らかにした。大阪維新の会の議員によると、「船中八策」の骨格は、統治機構の改革や教育の改革など8つの項目から成り、参議院の廃止や首相公選制の導入など法改正が必要なものも盛り込まれているという。

 この骨格は今月末までに議会で話し合われ、最終的に国政進出への大阪維新の会版「船中八策」として確定するという。今後、「船中八策」は、3300人以上の応募者がいる「維新政治塾」で議論が交わされる。

 大阪維新の会の政策について、中央政界の反応は以下の通り。

 民主党・輿石幹事長「私は、二院制は必要だと思います。橋下さん自身が言っているようだけれど、憲法改正が必要でしょ。そう簡単にいかないと思う」

 民主党・城島国対委員長「新しい政党だと、そういうこと(首相公選制など)を堂々と掲げるということはあるかもしれない。現実論となると、なかなか難しい」

 自民党・山本一太参議院議員「既存の政党でない、魅力的な第3極ができたら、有権者は引きつけられてしまうだろうなと。警戒もしなければいけないと」