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“発射”中止求める決議、衆院で可決

2012年4月12日 18:05
“発射”中止求める決議、衆院で可決

 国会は12日午後の衆議院本会議で、北朝鮮に対して事実上のミサイル発射の中止を求める決議を全会一致で可決した。

 決議では「人工衛星であれ、弾道ミサイルであれ、北朝鮮の行為は我が国や北東アジア地域の平和と安定を損なう行為として断じて容認できない」などとしている。その上で、北朝鮮の発射予告に抗議するとともに「発射の無条件中止」を強く求めた。

 野田首相は、北朝鮮が発射に踏み切った場合、「安全保障上の重大な挑発行為だ」と指摘した上で、「アメリカや韓国といった関係国と緊密に連携し、冷静かつ適切な対応を取っていく」と強調した。