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“ミサイル”発射 政府が検証チーム設置

2012年4月17日 1:11
“ミサイル”発射 政府が検証チーム設置

 政府は16日、北朝鮮による事実上のミサイルの発射の初動対応が適切だったかを検証するチームを設置した。検証チームは、今後10日から約2週間で、防衛省から官邸への情報伝達や政府発表のあり方などについてとりまとめることにしている。

 また、政府のこれまでの検証で、防衛省から官邸へは13日午前8時前に「飛しょう体が発射されたが、日本に向かってくることはない」と報告があったという。

 しかし、官邸は13日午前8時3分に「Em-Net(エムネット)」で、「我が国としては発射を確認していない」と発信しており、この矛盾について、政府は現時点で「短距離ミサイルの可能性もあり、国民に『危険が去った』とのメッセージだと受け取られないよう伝えた」との見解をまとめている。