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日米合同委、オスプレイ安全策議論継続確認

2012年7月26日 16:09
日米合同委、オスプレイ安全策議論継続確認

 日米両政府は26日、アメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」をめぐって「合同委員会」を開き、安全な飛行ルートの設定など具体的な安全対策について、今後も日米間で議論する方針を確認した。

 外務省で開かれたこの委員会には、日米の外務・防衛の担当者が出席し、日本側からは、オスプレイの安全性について全国的に懸念が広がっている現状を説明した。これに対してアメリカ側は、安全性が確認されるまでは飛行させない方針を改めて強調し、安全性の確保については、日本政府と緊密に連携して対応する考えを伝えた。

 両政府は今後もこの委員会を適宜開催し、低空飛行訓練のルートの設定など、安全確保のための具体策について議論を進めていくことを確認した。