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合同委の意義めぐり参院外交防衛委で質疑

2012年7月26日 17:02
合同委の意義めぐり参院外交防衛委で質疑

 参議院の外交防衛委員会で26日、日米両政府がアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について開いた「合同委員会」の意義などをめぐり、質疑が行われた。

 森本防衛相は「これ(オスプレイ)を沖縄に持っていったときに、より安全な飛行運用をするために、どのような飛行ルート等を運用できるのかという協議を始めたところ」と述べた。また、玄葉外相は、オスプレイの「安全性の問題、低空飛行の問題について提起している」と説明した。

 一方、野田首相は26日、アメリカの安全保障担当・ドニロン大統領補佐官と首相官邸で会談した。オスプレイの問題について野田首相は、事故調査報告書の提供や安全性の確認など、アメリカ側に協力を要請した。これに対してドニロン補佐官は「できる限りの協力をしていきたい」などと応じたという。