香港の活動家らが沖縄・尖閣諸島に上陸した事件に関連し、１８日朝、日本テレビ系列・読売テレビの番組「ウェークアップ！ぷらす」に出演した民主党・前原政調会長は、尖閣諸島の実効支配を強めるため、海上保安庁の態勢強化が必要だとの認識を示した。

　前原氏「海上保安庁が今まで尖閣（諸島）をしっかり守ってきた。これからもしっかりと守り続けるための態勢強化なり、バックアップを政府全体でしていくことに尽きる」

　前原氏はまた、海上保安庁が撮影したビデオ映像について「国民にしっかりと事実を知らしめるためには公開すべきだ」と述べた。

　一方、自民党・谷垣総裁は講演で、一連の外交問題への政府の対応について「もはや民主党政権では立て直すことは不可能だろう」などと批判した。