大阪市・橋下市長が代表を務める大阪維新の会は８日、所属する地方議員を集めた会議を開き、次期衆議院議員選挙で国政進出を目指すことを正式に決定した。新党の名前は「日本維新の会」で、橋下代表と松井幹事長（大阪府知事）がそのまま、代表と幹事長に就任する。

　会議では、橋下代表から説明が行われ、大阪維新の会が新党を結成し、国政に進出することが、正式に決まった。橋下代表は「国を本来のあるべき姿の形にもっていくためにも、我々、維新の会は国政政党に一歩踏み出して、国政政党の設立、国政政党での活動、そういうところに我々は力を注いでいきたい」と述べた。

　新党の名前は「日本維新の会」で、大阪維新の会の橋下代表と松井幹事長が、そのまま代表と幹事長に就任する。また、衆院選の候補者を、維新政治塾の塾生と政治行政の経験者に限り、今月中に公募することも決まった。

　大阪維新の会は９日、「維新八策」について国会議員らと公開討論を行い、１２日に新党結成を宣言する予定。