民主党代表選挙は１０日に告示されるが、９日に新たに原口元総務相が立候補する意向を表明した他、鹿野前農水相も立候補する意向を固めた。

　原口氏は会見で、消費税増税法が成立する過程で党が分裂したことに触れ、「こんな短期間にこれだけ多くの除名者を出した政党は歴史の中にない。野田政権の総括が必要だ」と述べた。

　また、鹿野氏は代表選への立候補に必要な２０人の推薦人について「きちっと、ととのっている」と述べた。１０日に記者会見を開いて、正式に立候補を表明する見通し。

　民主党の代表選は、１０日に告示され、２１日に投開票が行われるが、これまでに野田首相と赤松元農水相が立候補の意向を表明している。