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オスプレイ、政府が「安全宣言」試験飛行へ

2012年9月19日 15:40
オスプレイ、政府が「安全宣言」試験飛行へ

 沖縄・普天間基地に配備されるアメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」について、日米両政府は19日朝、安全確保策で正式合意し、日本政府は国内での飛行を認める「安全宣言」を出した。

 安全確保策では、全国での低空飛行訓練時は日本の航空法などが定める最低安全高度150メートル以上で飛行し、人口密集地などを避けることや、ヘリモードでの飛行は原則、基地の上空に限定することが盛り込まれている。また、沖縄の負担軽減のため、沖縄以外の基地での訓練も検討するとしている。

 これを受け、アメリカ軍は、一時駐機している山口・岩国基地で21日以降、試験飛行を開始し、10月から普天間基地での本格運用を目指す方針。