G7外相会合、ガザ地区人道危機など議論へ 衝突後初、対面で
G7=主要7か国の外相会合が7日から2日間、都内で開かれます。イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」の衝突以来、G7の外相が対面で議論するのは初めてとなります。中継です。
上川外務大臣はガザ地区の事態の沈静化や人道状況の改善につながるメッセージをG7として打ち出したい考えです。
上川大臣は午後、イギリスやカナダなどと個別に会談しており、このあと、最初の会合となる夕食会に議長として臨みます。
ガザ地区での民間人の犠牲が増え続けている中、日本としては人道目的の一時的な戦闘の休止などの必要性を訴える方針で上川大臣が議長としてG7をリードし、どのようなメッセージをまとめられるかが最大の焦点となります。
ある外務省幹部は、「状況をしっかり議論して、どのような支援が必要なのか、そのためにどうしていくか認識をすり合わせて、G7としてのポジションをまとめたい」と述べています。
上川大臣は8日、記者会見を開き、会合の成果を発表するほか、G7としての共同文書を発出する予定です。