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自民党 総裁選規程見直しなど党改革案決定

2013年2月6日 21:35
自民党 総裁選規程見直しなど党改革案決定

 自民党の政治制度改革実行本部は6日、総会を開き、「総裁選挙規程の見直し」や「派閥を純粋な政策グループにする」などとした党の改革案を正式に取りまとめた。

 石破幹事長「衆議院選挙の結果は、とにかく民主党だけでは見たくないというところがありましたし、第3極も極めて当てにならないというようなこともありましたし、党改革をたゆまぬ努力によって実現していかなければなりません」

 改革案では、地方の意思を反映させるため、党の総裁選で決選投票となった場合には国会議員以外に各都道府県連にも1票を割り振ること、派閥については、現在、それぞれが構えている事務所を順次、廃止して党本部に移転させること、将来的には派閥事務所を全て解消して純粋な政策グループにすること、現職議員の引退に伴う後継の候補者については、例外なく党員投票で決めること、などが盛り込まれている。

 実行本部は近く、党の総裁である安倍首相に対し、この改革案を手渡すことにしている。