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議場外も覆面自粛を レスラー市議に要請へ

2013年3月26日 20:07
議場外も覆面自粛を レスラー市議に要請へ

 議場での覆面着用が認められていない大分市議会のレスラー議員に対し、議会は26日、それ以外の公務についても着用の自粛を求めることを決めた。

 大分市議会のスカルリーパー・エイジ議員は、会議規則で定めた議会の品位などを理由に、本会議と委員会での覆面着用が認められていない。

 26日は、視察や式典などその他の公務についても覆面の着用を認めるかどうか会派ごとに検討した結果が持ち寄られた。その結果、覆面の着用はプロレスの興行などを除き一般に認められたものではないとして、自粛を求めることになった。また、市議会のホームページや広報誌の写真については「本会議などの様子を公表するもの」として、覆面姿を認めないことになった。

 エイジ議員「絶対的に認めないということではなかったのが寛容かなと思う」「ケース・バイ・ケースでつけるか外すか、区分けすれば大丈夫じゃないか」

 エイジ議員は26日、覆面着用を認めてもらうための約3200人分の署名を提出しており、「支援者の思いもあるので議場以外では覆面を貫きたいが、視察などで脱ぐことを求められた場合は応じる」としている。また、ホームページなどの写真については「覆面が駄目であれば写真の掲載を断る」と話している。