国会議員の所得、平均額は約2530万円 5年ぶりに増加
衆議院と参議院は去年1年間の国会議員の所得を公開しました。平均額は、およそ2530万円で5年ぶりに増加しました。
所得が公開されたのは、去年1年間を通じて在職していた衆議院議員と参議院議員あわせて693人です。
1人あたりの平均額は、およそ2530万円で、前の年より374万円増加しました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け行われていた歳費の2割カットが終わったことが要因の一つとなっています。
全体のトップは、2年連続で自民党の中西健治衆議院議員で、株式の売却益や配当金などで、およそ7億4679万円の所得がありました。
主な政党の党首では、自民党総裁の岸田首相が、およそ3875万円でトップでした。一方、野党第一党の立憲民主党の泉代表は、およそ2034万円でした。