臨時国会スタート 参院議長に自民・山崎氏
先月の参議院選挙で衆参の「ねじれ」状態が解消してから初めての国会となる、第184臨時国会が召集された。国会では2日朝、初登院した議員たちがそれぞれ意気込みを語った。
自民党・渡辺美樹参議院議員「1年生として、国民の幸せのためだけの政治を全身全霊で行いたいと決意している」
日本維新の会・アントニオ猪木参議院議員「ここに来ることはないと思っていたんですけれども、また来てしまいました。(Qキャッチフレーズは?)闘魂注入です。国会に闘魂注入」
共産党・吉良佳子参議院議員「初めてのことがたくさんあるので、緊張していますが、支えてくださっていると思って、一人じゃないということで、しっかり、みんなと一緒にがんばっていきたいと思っている」
無所属・山本太郎参議院議員「何よりも一番気をつけないといけないことは、足元をすくわれないようにということだと思います。というのは、その6年間、務められるかどうかはまだわからないということです。これが1か月なのか、半年なのか、1年なのか。途中でくじかれないように、焦る気持ちを抑えながら、しっかりとやっていきたい」
こうした中、2日午前に行われた参議院本会議では新しい議長に自民党の山崎正昭氏が選ばれた。自民党から議長が誕生するのは6年ぶりのこと。
この国会の会期は7日までの6日間で、政府・与党は法案などの実質的な審議は行わない方針。