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政府「産業革命遺産」を世界遺産登録推薦へ

2013年9月17日 13:42

 2015年の世界文化遺産への登録に向け、政府は「軍艦島」として知られる長崎県の端島炭坑などの「明治日本の産業革命遺産」をユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)に推薦することを決めた。

 「明治日本の産業革命遺産」は、幕末から明治時代にかけての日本の重工業の発展を示すもので、軍艦島として知られる長崎県の端島炭坑や、現在も稼働している福岡県の八幡製鉄所などを含む8つの県の28資産。

 世界文化遺産への推薦をめぐって、政府内では長崎市の大浦天主堂などの「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」も候補に挙がっていた。しかし、推薦は各国1件とされているため、調整の結果、「明治日本の産業革命遺産」の推薦を決めた。

 政府は、月内にユネスコへの推薦の手続きを行う予定。

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