ＡＰＥＣ（＝アジア太平洋経済協力会議）首脳会議が７日午後、インドネシアで始まり、安倍首相は日本経済を再生し、世界経済の成長に貢献していく考えを表明した。

　首脳会議初日の７日は、地域経済統合の促進などについて話し合った。会議の席で安倍首相は「日本経済の再生を通じてＡＰＥＣ地域、ひいては世界経済の成長に貢献していく」との決意を表明した。

　また、「世界のＧＤＰ（＝国内総生産）の５割以上を占めるＡＰＥＣ地域は、世界の模範となる国際経済のルールを構築するにふさわしい場だ」として、「無差別で開かれた多角的貿易体制の強化や、透明性の高い経済連携を推進していくべき」との考えを強調した。