OPCW派遣の自衛官「非常にうれしい」
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日本時間11日、ノーベル平和賞の受賞者が発表され、化学兵器の全面禁止と拡散防止のための活動を行っているOPCW(=化学兵器禁止機関)が選ばれた。この機関に派遣され、2005年から4年間勤務していた陸上自衛隊2佐・新開正則氏がインタビューに答えた。
新開氏「ああ、やった!という感じでした。国連と並んで堂々たる国際機関として認められたこと、非常にうれしい。そういう名誉な機関に自分が4年間、陸上自衛官として派遣されて働けたことを、非常にうれしく思う」
「(Qどういう仕事を?)査察局で査察員を4年間やっていました。具体的にはいろんな国に行って、処理されている最中なら、処理されている化学兵器の状況を観察して、きちんと処理されているかどうか、これを見守ること。これから処理を待っている化学兵器は倉庫に出かけていって、数がきちんと申告された通り合っているかどうか、それを監視していました」
「(OPCWのノーベル平和賞の受賞は)世界平和のために着々と働いている、そういったところが評価されたものと考えています」
防衛省では1997年からOPCWに自衛官を派遣していて、新開氏は2005年7月から約4年間、査察員として勤務していた。